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【行動を促すための必殺技】インサイトを文章に取り入れるべき理由

こんにちは、akioです!
サイトをご覧いただき、ありがとうございます。

・どうして自分の文章はつまらないのだろう
・あの人の話に惹きつけられるのはなぜ
・人に行動を促す文章を書いてみたい!

この記事では、【行動を促すための必殺技】インサイトを文章に取り入れるべき理由について話をします。
インサイトは直訳すると、「洞察」や「物事の本質を見抜く」ことなどを意味します。

このインサイトを理解すると、人の心にグサッと刺す文章を書けるようになります。
文章が上手に書けるようになると、ビジネスにおいてもセールスがうまくなり、人前で話をするときも、最後まで興味を持ってもらうことができます。

しっかりとインサイトを理解し、人の心に刺さる文章をマスターしましょう!

この記事を読んでわかること

人に行動を促すための必殺技 文章でインサイトを突く方法

行動を促すときに重要なインサイトとは

本を読む

マーケティングにおけるインサイトとは、

本人も気付いていない新事実
隠れた本音やニーズ

のことを指しています。

人は当たり前のことを言われても、『へ~、…それで?』としか思いません。
しかし、反対に聞いたことがない話しだったらどうでしょう?

なんだ?この話知らないぞ、もっと聞いてみたい!

と興味が湧くはずです。
もっと聞いてみたいと思わせる=『インサイトを突く』ということです。

インサイトを突くとは?

わかりやすい具体例を見てみましょう。

A:ダイエットをするのなら、食生活を改善し毎日運動をしましょう!

このように言われても、普通過ぎてなんとも思わないのではないでしょうか。
もはや、耳にも残りませんよね。
それでは、次の場合はどうですか?

B:あなたが痩せないのは、痩せ菌が足りないからです!

『え?何それ?!』と、興味が湧きませんか?
しかも、自分がまったく知らなかった“痩せ菌”について、納得できる内容で詳しく教えてもらえたとしたら、『なんかいい話聞けたなぁ。有益な情報を教えてくれてありがとう』とグッと信頼感も増します。

商品を購入したい人や行動したいと思っている人が、あと一歩のところで『今回は別にいいかな…』という気持ちになっているとき、このインサイトは非常に効果的です。
信頼感が、最後の一押しをしてくれます

自分が知らなかった話、自分が言語化できなかった気持ちを人から言われることで、『そうだったんだ!』と気付き、行動しようとする気持ちが生まれます。
このように、インサイトをマスターすることは、行動を促すためにはとても重要なことなのです。

大企業でも重要視されているインサイト

たくさんの本

実はインサイトは、大手企業でも使われています。
今の時代は、良い商品やサービスがあふれており、“モノが売れない時代”になっています。
消費者が本当に必要としている『価値』や『体験』を見つけ出さなければ、大企業であってもモノを売ることができないのです。

たくさんモノがあふれていると、本当に欲しいのか欲しくないのかすら分からなくなってしまいます。そのため、自分でも気付かなかったニーズを引き出してあげることは、消費者側にとってもメリットになります。

それでは、インサイトの事例を見てみましょう。

  1. フォルクスワーゲン
    一般論:大きい車がいい車
    インサイト:小さいことが理想
    世帯人数に合わない大きい車より、家族で乗るならコストがかからない小さな車

  2. 大戸屋ホールディングス
    一般論:地下や2階以上に位置している飲食店は客が入らない
    インサイト:一人で店に入るところを見られたくない
    一人での外食が苦手という女性の心理に着目。あえて人目に触れにくい地下や2階に店舗を出した

このように、人に行動を促すためのインサイトは、企業にとっても重要になっています。

インサイトの見つけ方

理想の未来

インサイトを見つけることで、消費やサービスに繋がるアイデアが生まれ、それによって人に行動を促すことができるということがわかりました。
が、インサイトを見つけるのってむずかしくない?と、思いませんでしたか?

どのようにして、インサイトを見つけたらよいのでしょうか?

結論は『固定概念をひっくり返し、新しい視点でアプローチしてみる』ことです。
今までこう思っていたけれど、それってどうしてなんだろう?なんでそうしないといけないの?と、まずは固定概念を深堀してみます。それから、新しい視点で常識を覆していきます。

例えば、
・痩せる方法は、食事制限が効果的なの?
・足が速くなるためには、たくさん走って練習するしかないの?
・受験に合格するには、寝ないで勉強するのが一番なの?
というように深堀します。

インサイトを使って、アプローチを変えてみた例を挙げてみましょう。

一般論:痩せるためには、食事制限が必要です
インサイト:痩せるためには、食べることは非常に大切です
→食事を我慢したくない、好きなものを食べてもスタイル維持したい

一般論:速く走りたいなら、練習するのが一番だ
インサイト:速く走りたいなら、つま先をあげるだけ
→大会までもう時間がない、すぐタイムを伸ばしたい
一般論:合格したいなら寝る間を惜しんで勉強
インサイト:成績が良い人ほど、しっかりと寝ていた
→効率よく成績をあげたい

このように、消費者の心に刺すことができれば、人に行動を促すことができるようになります。

まとめ:文章でインサイトを突いて行動を促す

今回は、【行動を促すための必殺技】インサイトを文章に取り入れるべき理由についてお伝えしました。

インサイトとは

・本人も気付いていない新事実
・隠れた本音やニーズ

固定概念をひっくり返し、新しい視点で考える

コピーライティングとは、人にやってもらいたいことがあるときに行動を促すための文章です。
文章で行動を促す方法としては、以前のブログでお伝えした『QUESTフォーミュラー』や『GDTの法則』がありますが、少し売り込みっぽくなってしまうのも事実です。

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そんなとき、インサイトを突く文章が最後のワンプッシュになってくれるのです。
ぜひ皆さんもインサイトをマスターして、行動が必要な人の背中を押してあげましょう。

読んでいただき、ありがとうございました!