動画編集の副業を通して感じたことや、アラフィフ女副業のリアルをお伝えしています。
「会社にバレたらどうしよう…」
収入アップや新しいスキルの習得、そして将来の生活を豊かにするために選択する副業ですが、『就業規則で認められていない』『同僚にばれたくない』などの理由で、本業の会社に内緒で行っている方も少なくないのではないでしょうか?
できるのなら、このままばれずにやっていきたい…
そこで今回は、『副業を会社に内緒で始める方法とバレずに続けるためのポイント』を紹介します。
リスク回避法や裏技を知って、安心して副業をスタートできるよう、ぜひご覧ください!
『ひっそりとキャリアの選択肢を増やし、本業だけに頼らずに将来的なリスクも分散することができる!』
【アラフィフ副業】会社に内緒で続ける裏技とバレるリスク回避法
そもそも「副業が会社にバレる」理由とは?
まず、会社があなたの副業を知るきっかけとなりやすい主な理由について知っておきましょう。副業がバレてしまう原因には、次のようなものがあります。
(1) 住民税が増えてしまう
住民税は前年の所得に基づいて計算されるため、副業収入が増えた分、翌年の住民税も自動的に高くなります。この「住民税の増加」が、企業に副業を気づかれてしまう最も一般的な原因です。
ほとんどの企業では、住民税を給与から天引きする「特別徴収」を導入しています。
この仕組みにより、企業側も「どれだけ住民税が増えたか」を把握できます。
副業収入が増えると、それに伴い住民税も高くなるため、会社が「前年と違う…?」と不審に思う可能性があるのです。
(2) 本業と副業の労働時間がかぶる
本業の勤務中に副業のメールや電話をしていると、上司や同僚から「何かやってる?」と不審がられることがあります。
また、副業の疲れが原因で集中力が落ちると、「パフォーマンスに影響が出てる?」と疑われる原因にもなりがちです。
(3) 副業でのトラブルが会社に影響する
例えば、A社で学んだノウハウを副業先のB社で活かしていると、同僚や取引先が「A社の情報をB社に流しているのでは?」と疑い始めることがあります。これが「競業避止義務」にあたる可能性があり、会社が独自に調査を始めるきっかけになることも。
ですから、副業での「バレ」に繋がらないためにも、本業の秘密やノウハウを使わないことが重要です。
会社にバレずに副業を続けるための「裏技」
では、副業を会社にバレずに続けるために実践できる裏技や工夫をさっそく見ていきましょう!
裏技その1:住民税の支払い方法を「普通徴収」に切り替える
副業での住民税が原因で会社にバレないようにするための方法として、先ほど触れた「特別徴収」を「普通徴収」に変更する方法があります。
この方法を使うことで、会社に副業の増収が知られにくくなります。
普通徴収って?
普通徴収を選ぶと、住民税の納付書が自宅に直接送られてくるため、会社を通さずに自分で住民税を納付できます。このため、副業分の住民税が給与天引きされないため、会社側で住民税の変動を確認されにくくなるのがポイントです。
普通徴収に変更する方法は簡単です!
確定申告の際に、住民税の納税方法として「普通徴収」を選択するだけで完了します。
申告書の「住民税・事業税に関する事項」の欄に「普通徴収を希望する」チェックボックスがあるので、必ずチェックを忘れないようにしましょう。
申告時にちょっとした手間をかけるだけで、会社への通知リスクを抑えることができますよ!
※注意:会社によっては自治体が普通徴収を認めない場合もありますので、事前に自治体へ問い合わせて確認しておくと安心です。
裏技その2:バレにくい副業を選ぶ
会社に知られずに副業を楽しむには、できるだけリスクの少ない業務を選ぶことが大切です。副業といっても、本業と重ならず、かつ自分のペースで取り組めるものを選ぶと、周りに迷惑をかける心配もありません。特に、アラフィフ世代の女性にとっては、体力的な負担が少なく、生活リズムに合わせて働ける副業が理想的です。以下のような仕事は、会社にバレにくく、リスクも低いのでおすすめです。
- 在宅でのライティングやデザイン
ライティングやデザインの仕事は、パソコンさえあればどこでも進められ、ネット上で完結できるため、場所や時間に縛られません。仕事の内容も自分の得意分野を活かせるものが多く、好きなジャンルで案件を選べるのも魅力です。たとえば、ブログ記事や商品レビューのライティングなどは比較的始めやすいでしょう。 - 動画編集やイラスト制作
クリエイティブ系の仕事は、会社の業務と競合するリスクが低く、かつ一人で進められるので、トラブルも少ないのがポイントです。動画編集やイラスト制作は副業人気が高い分野で、スキルを磨くと収入の上がる可能性も十分にあります。最近では初心者向けの動画編集講座も豊富にあるので、新しいことに挑戦したい方にもおすすめです。 - 短時間で完結する仕事(アンケート調査や翻訳など)
短時間でサクッと稼げる仕事も、副業初心者には安心です。アンケート調査や簡単な翻訳などは、本業に支障を出さずに深夜や早朝の空き時間でこなせるため、バレにくい仕事といえるでしょう。こうしたスキマ時間の副業は、生活リズムに合わせて調整できるのが嬉しいポイントですね。
副業を選ぶ際は、自分のライフスタイルや体力と相談しながら、無理なく続けられる仕事を見つけることが大切です。
裏技その3:SNSや周囲への情報共有に気をつける
副業の話を何気なくSNSや友人に話してしまうと、意外な形で情報が広まってしまうことがあります。特に、SNSは気軽に使える反面、意図せず職場の人と繋がっていたり、共通の知人に伝わったりすることもあるので注意が必要です。アラフィフ世代の私たち、ついつい家族や友人に気軽に話してしまうこともありますが、その話が回り回って職場に届くケースも少なくありません。
- SNSで気をつけたいポイント
たとえば、「最近副業を始めて収入が増えた!」とつい嬉しくて投稿してしまうと、思わぬ人の目に触れる可能性があります。趣味やプライベートについての投稿なら問題ありませんが、副業に関する内容や収入については、あえて触れないようにするのが安心です。 - 友人との会話にもひと工夫を
また、長年付き合っている友人であっても、副業について具体的な内容を話すのは控えめに。友人の中には、職場の人と知り合いがいたり、共通のネットワークが広がっていることも考えられます。「副業しているのはまだ秘密にしているんだ」と先に伝えておけば、話が広がるリスクを減らせます。 - 副業のことは「こっそり」進めるのが一番
副業のことを安心して進めたい場合は、まずは自分の中で「こっそり始める」が基本です。家族にも「副収入があると安心だけど、今はまだ内緒にしてるの」といった形で共有しておくと、自分自身も落ち着いて続けやすくなりますよ。
裏技その4:副業の仕事時間を決めておく
副業を始めると楽しくてつい夢中になり、気がつけば思った以上に時間をかけてしまう…
なんてこと、ありますよね。
でも、副業での頑張りが本業に影響してしまっては元も子もありません。
特にアラフィフ世代にとっては体力や集中力も大切な資源。
無理なく両立させるためにも、あらかじめ「副業にかける時間のルール」を決めておくと安心です。
- 自分に合った副業の「時間ルール」を作ろう
例えば、「副業は平日の夜2時間だけ」「土日は午前中のみ」といった具合に、具体的な時間帯を決めておくと良いでしょう。こうしたルールを作ることで、体も心もオンオフがはっきりし、リフレッシュの時間も確保できます。
また、働きすぎによる疲れやミスも防げるので、結果的にどちらの仕事にも集中できるようになります。 - 決めたルールは「守れる範囲で」調整を
最初は「週に◯時間」と意識しても、やっているうちに「今日は少しだけ…」と延ばしてしまうことも。
でも、自分に合ったペースを見つけることが大切なので、無理なく守れる範囲で調整していけばOK!無理のないペースを続けることで、副業も長続きしやすくなりますよ。
こうして少しずつ自分なりの副業ペースを築いていけば、本業も副業も前向きに楽しめます。
本業の会社にバレた場合のリスクと対処法
万が一会社に副業がバレてしまったときのリスクと、対処方法も知っておきましょう。
バレた場合のリスク
副業を続けるにあたり、会社にバレた場合のリスクを理解しておくことも大切です。もし会社が副業を禁止している場合、規則違反として処分を受ける可能性があり、特に会社に知らせず始めた場合は信頼関係の悪化にもつながりかねません。こうしたリスクを把握し、慎重に進めることが大切です。
- 就業規則違反による処分:
多くの企業は、従業員が本業に支障をきたすことを懸念して副業を制限しています。副業が禁止されている会社であれば、バレた際には懲戒処分や減給、最悪の場合は解雇になることもあります。特に、無断で副業を行っていると「会社への忠誠心に欠ける」とみなされ、処分が厳しくなることも。就業規則を一度確認し、副業に関する明確なルールがあるかをチェックしておくことが安心です。 - 信頼関係の悪化:
黙って副業をしていたことで、上司や同僚との関係が悪化するケースも少なくありません。たとえば、上司があなたに期待して大事なプロジェクトを任せているのに、副業の影響で本業に集中できない姿が見られると、「副業のせいで仕事を疎かにしているのでは?」と不信感を抱かれやすくなります。特に、同僚の間では「みんなが本業に集中している中で自分だけ副業をしている」という状況が気まずさを生むこともあります。 - 周囲からの評価低下:
副業に対する理解が進んでいる企業も増えつつありますが、全員が副業に好意的とは限りません。特に「会社の外で別の収入を得ている」という事実だけで、周囲が冷ややかな目で見る場合もあります。こうした周囲からの評価が気になり、副業に集中しきれないケースも少なくありません。副業を続けるには、自分のペースを守りながら、周囲に誤解を与えないような配慮も必要です。
バレたときの対処法
万が一、会社に副業がバレてしまった場合は、まず落ち着いて対処することが大切です。慌てて言い訳をするよりも、誠意を持って自分の状況を正直に説明しましょう。たとえば、「自己成長のために新しいスキルを身につけたかった」「家計のサポートが必要で、経済的な事情から副業を始めた」など、具体的な理由を伝えると、理解してもらえることがあります。
- 理由を正直に伝える:
会社側も、一人ひとりの背景や事情を理解しようとするケースが増えています。副業を通じてスキルを磨き、長期的には会社の役に立てるようにしたいといった自己成長の意欲や、家計を支えるための副収入が必要だという現実的な理由を素直に伝えると、好意的に受け止められる場合もあります。また、どんな副業か、どのような働き方をしているかを具体的に説明することで、「本業に影響がないか」といった会社の不安を和らげられるでしょう。 - 業務内容や時間を見直す:
もし会社が副業を許可しない場合でも、「どの業務内容ならOKか」「どの程度の稼働時間であれば許容されるか」を確認し、自分の副業内容を見直してみましょう。たとえば、深夜の時間帯や週末に限定したり、本業に重ならない業務に変更することで、会社の許可が得られるケースもあります。適切なタイムマネジメントと副業内容の調整は、副業継続のための有効な手段です。 - 今後の方針について相談する:
副業を続けていく意思がある場合は、上司や人事担当者と今後の方針について相談してみましょう。副業が認められている会社でも、事前の申告や届け出が必要な場合があります。バレた後でも、しっかりした方針を示して相談すれば、逆に信頼を回復するチャンスにもなりますよ。
知っておくと得する!副業をバレずに成功させる3つの心構え
最後に、副業をバレずに続けるための心構えをご紹介します。どれもシンプルですが、意識しておくと副業がより快適に、安心して進められるはずです。
- 「本業を最優先に!」
- 副業を始める際は、本業に悪影響が出ないように意識しましょう。本業での評価が高いほど、副業に対しても理解が得られやすくなります。副業の稼働時間を本業に支障がないように工夫することが大切です。
- 「確定申告はしっかり行う」
- 副業での収入が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。これを行わないと、住民税の増加などが原因で会社にバレるリスクが高まるため、しっかりと税金を申告しましょう。
- 「長期的な視点で続ける」
- 短期間で収入を増やそうと無理をすると本業にも影響が出かねません。まずは自分の生活や健康、家族との時間を考慮し、無理なく続けられる副業計画を立てましょう。長く続けることで、本業にもプラスとなるスキルが自然と身につき、次第に収入も安定していくはずです。
まとめ
いかがでしたか?
会社に内緒で副業を続けるためには、住民税の設定やバレにくい仕事選び、SNSや周囲への配慮がポイントです。
本業とのバランスを保ちながら、無理のない範囲で取り組むことが、長く続ける秘訣ですね!
ぜひぜひ、自分を大切にしながら、あなたらしく副業ライフを楽しんでくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました!