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勢いで副業始めたけど、収入増えたら税金も増え…結局意味ない?
せっかく努力して副業を始め収入も増えたのに、税金も一緒に増えて結果的にマイナス?…そんなことになったら本末転倒なので、税金の基礎知識と失敗しないポイントを、ここで一度確認しませんか。
今回は、皆さんが副業をスムーズに進めるために押さえておきたい『確定申告の基礎知識』についてお話しするので、一緒に見ていきましょう!
ただただ疲弊しただけで意味がなかった…
なんてことにならないよう、最後までぜひご覧ください。
『確定申告の基本を知って対策をとることで、副業したことへの後悔をなくす!』
副業初心者さん必見!確定申告の基本と失敗しないポイント
さっそく、確定申告について基本の部分と、どんなときに確定申告が必要なのか、どうして確定申告をした方が良いのかをお伝えします。
1. 本業と副業の収入を合算して申告する必要がある理由
副業を始めると、収入が増えて嬉しい反面、「税金がどうなるんだろう?」という不安が出てくるものです。特に、副業の収入が本業の収入に加わると、税金がどう計算されるか気になりますよね。
まず知っておきたいのは、副業収入は本業と合算して申告する必要があるということです。これは、税務署があなたの収入全体を把握し、正確な税額を計算するための仕組みです。
本業と副業の収入を一つの申告書でまとめることで、適切な税金が計算されます。
副業だけを分けて申告することはできないので、両方の収入をしっかりと把握しておくことが大切です。
例えば、本業の収入が給与で、副業の収入が雑所得や事業所得として得られる場合、それぞれの収入ごとに所得区分が異なります。これを確定申告で正しく申告することで、税務署も全体の収入を把握でき、正確な税額が算出されます。
申告することで、後々のトラブルを避けることにもつながりますよ!
2. 副業収入が年間20万円を超えたら確定申告が必要!
次に知っておきたいのが、確定申告が必要となる収入の条件です。
副業収入が年間で20万円を超えると、確定申告が必要になります。
この「20万円」というのは、あくまでも収入から経費を引いた後の「所得」にあたる部分です。
例えば、副業で30万円の収入があり、経費が10万円かかったとすると、所得は20万円になります。この場合、確定申告が必要になります。
副業の収入が20万円以下でも、医療費控除や住宅ローン控除を受けたい場合には、確定申告を行うと税金の還付が受けられることもあるため、手続きの重要性が増します。
3. 申告しないとどうなるの?無申告加算税や延滞税のリスク
「確定申告って面倒だし、少し収入が増えたぐらいでしなくてもいいかな?」なんて考えてしまうこともあるかもしれませんが、確定申告をしないと後からペナルティが発生することがあるので注意が必要です。
申告を怠ると、無申告加算税や延滞税といった追加の税金が課されることがあります。
さらに、故意に申告しなかった場合、脱税とみなされると、最大5年以下の懲役や500万円以下の罰金が科される可能性もあります。
これを避けるためにも、しっかりと期限内に申告するようにしましょう。
4. 住民税の申告も忘れずに!住民税のポイント
確定申告をしない場合でも、住民税の申告は必須です。
副業で得た収入も住民税の対象となるため、申告を通じて正しく納税を行わないと、後で不足分を請求されることがあります。
また、住民税は「特別徴収(給与天引き)」か「普通徴収(自分で納付)」かを選択できるケースがあり、副業がある場合は普通徴収を選ぶと、本業の給与に影響が出ないことがあるので、選択の際にはこの点も考慮してみてください。
5. 経費の計上で税金を軽減!領収書の保管は必須
副業での収入に対する税金を抑えるには、経費をしっかり計上することが大切です。副業で使ったお金は「経費」として差し引くことができるため、所得を抑えられ、結果として納める税金を減らせる可能性があります。
経費計上の基本
副業で使ったお金が経費として認められるには、「事業に直接関係すること」がポイントになります。たとえば、仕事で使うパソコンや通信費、文房具などが該当しますね。
副業の種類によっては「雑所得」や「事業所得」として扱われることがあり、それに応じて経費として計上できるものも変わります。
このように、仕事のために必要だった支出は、正当に経費として計上することができるんです。
経費の計上には上限がないので、必要なものはしっかり計上しましょう。
ただし、計上する際には支出の記録と領収書などの証拠書類をきちんと保管しておくことが大事です。税務署から確認が入ったときに、「なぜこの支出が必要だったのか?」と証明するためです。領収書や請求書を確定申告のときに提出する必要はありませんが、念のためしっかりと保管しておくと安心ですね。
経費に計上できるかどうかは、その支出が「仕事のためかどうか」で判断されます。
プライベートの支出は経費にはならず、事業に関わる支出だけが対象です。
例えば、仕事で必要な道具やサービスの費用は経費にできますが、自分の趣味や娯楽に関するお金は経費に含められません。このため、仕事とプライベートの支出をきちんと分けておくことが重要です。
また、家事按分(かじあんぶん)を活用することで、プライベートと事業の両方に関わる支出も一部経費として計上できます。
例えば、自宅の一部を仕事場として使っている場合は、その家賃や光熱費の一部を経費にすることができるんです。具体的には、部屋の使う面積や使用時間に応じて割合を出し、合理的な形で経費を計上します。こうすることで、実際にかかった事業経費が正確に反映されますよ。
計上可能な経費の例
- 副業で使うパソコンやタブレットなどは、業務に必要であれば経費に計上可能
- 通信費やインターネット利用料も、業務で使う分を按分して経費にできる
- 業務に関連する飲食代や交通費も、クライアントとの会食やイベント参加費などが対象
- 自宅で仕事をしている場合は、家賃や光熱費の一部を「家事按分」で経費に計上可能
- 広告宣伝費や取引先への贈答品代も、ビジネスの成長に役立つ支出として経費にできる
経費を記録しておくことの重要性
副業をしていると、経費をきちんと記録することがとても大事になってきます。
確定申告をスムーズに進めるためには、日々の支出をちゃんと記録しておくのが基本です。もし記録が不十分だと、せっかくの経費が認められない可能性もあるんです。
特に、税務署から調査が入ったときには、領収書や請求書といった証拠になる書類がないと、経費の正当性を証明できなくなるので注意が必要です。
こうした証拠書類は後でまとめて整理するのではなく、日々のうちにこまめに管理しておくのがポイントです。忙しい毎日の中ではありますが、習慣として記録を続けることで、確定申告の準備もラクに進められます。
記録はこまめに!アプリを使うと便利です
特に忙しいときに「後でやろう」とすると、忘れてしまったり、記録漏れが出てしまうこともありますよね。そこで便利なのが経費管理のアプリやソフト!
例えば、領収書の写真を撮るだけで自動で経費として記録できるアプリもあり、これならその場でサッと記録できるので楽ちんです。また、クラウド型のサービスなら、スマホやパソコンからどこでも確認できて、データが消える心配も減るのがうれしいところです。
日々こまめに経費を記録することで、税務調査が来ても慌てることなく対応できる安心感が生まれます。正しい経費管理をすることで、税務リスクが減り、自信を持って事業に取り組める環境が整うんですね。経費管理は「ただの記録作業」ではなく、事業を安定させるための大切な土台になります。
6. 確定申告を節税のチャンスに!源泉徴収された税金の還付
確定申告は単なる義務だけではなく、節税のチャンスでもあります。
特に、副業収入に対して源泉徴収が発生している場合、確定申告を行うことで、過払いの税金を還付される可能性があります。
たとえば、副業が給与収入である場合、源泉徴収される税金が高くなっていることがあります。確定申告で正しい金額を申告することで、払いすぎた税金が戻ってくることも。これらの還付金は、生活費や新しい副業の投資にも使えますよね。
還付のチャンスを逃さないためにも、確定申告を前向きに取り組んでみましょう!
7. 確定申告をラクにするコツ:デジタルツールの活用
「でも、確定申告って手続きが大変そう…」と感じる方もいると思います。
そんなときには、デジタルツールやアプリを活用するのもおすすめです。
最近は、スマホアプリや会計ソフトが充実しており、収支の記録から申告書の作成まで手軽に進められるものも多くなっています。
これらのツールは、入力ミスを防ぎ、必要な項目を自動的に計算してくれるので、特に初心者の方にとって大きな助けになるはずです。
代表的なツールをご紹介します!
1. 経費管理アプリ
- freee会計やマネーフォワード クラウド会計などの経費管理アプリは、副業や個人事業主にもとても便利です。銀行やクレジットカードの情報を連携させれば、支出が自動で取り込まれて経費として計上できるため、記帳の手間が省けます。
- 便利ポイント: 領収書の写真を撮るだけで経費として記録でき、申告時にレポートとして出力可能。
2. 領収書管理アプリ
- Receipt BankやExpensifyといった領収書管理アプリは、経費の領収書を写真で保存し、必要な情報を自動で読み取ってくれるので、整理がとてもラクです。
- 便利ポイント: デジタルで保管できるため、後からの検索や確認もスムーズ。
3. 確定申告ソフト
- e-Tax(国税庁のオンライン申告システム)は、直接オンラインで確定申告ができる公式ツールです。控除や所得の入力がガイド付きで行えるので、間違いが減り、郵送や窓口での手間も省けます。
- 便利ポイント: スマホでも使えるようになり、簡単にデータ送信ができるので便利です。
4. クラウド型の会計ソフト
- 弥生オンラインやマネーフォワードなどのクラウド型会計ソフトは、日々の収支をまとめ、確定申告に必要な帳簿を自動で作成してくれます。
- 便利ポイント: クラウドに保存されるため、スマホやパソコンからいつでもアクセスでき、データのバックアップも安心。
5. スマホのリマインダー機能
- 経費の入力やレシート整理などを忘れずに行うために、スマホのリマインダー機能を活用するのもおすすめです。
- 便利ポイント: 毎月の入力や領収書整理のタイミングをセットしておくと、申告の準備がスムーズに。
これらのデジタルツールを日常に取り入れると、記録や書類整理が驚くほどラクになります!確定申告の負担を減らしながら、安心して副業にも取り組めるようになりますよ。
確定申告の手順
確定申告が重要なんだ!ということがわかりましたが、確定申告と聞くだけで『手続きが面倒そう…』と不安に感じる方も多いと思います。
でも、すでに副業について自らいろいろと調べまくっている皆さんにとって、そんなにムズカシイことだとは思えません。
確定申告の流れをシンプルにご説明しますので、初めての方もぜひ参考にしてくださいね。
1. 申告の期間と準備
- 確定申告は、毎年 2月16日から3月15日 までの間に行います。
- 前年の収入や経費を正確に申告することが求められるため、申告の準備は早めに始めると安心です。
- 特に副業をしている場合は、本業と副業の収入をまとめて申告し、経費をきちんと計上することで税金の負担を軽減できます。
2. 所得と経費の計算
- 申告書には収入の種類ごとに所得を記載し、必要経費を引いた後の所得金額を計算します。
- 例えば、副業収入が「事業所得」や「雑所得」に該当する場合、経費を計上することで課税対象となる所得を減らせます。
- たとえばフードデリバリーの収入から通信費や燃料費を引くことで、実際の所得を明確にし、税金の負担を軽減できます。
3. 必要な書類の準備
- 確定申告には、収入や経費を証明する書類が必要です。以下を揃えましょう。
- 源泉徴収票
- 経費の領収書
- 控除証明書(医療費や保険料など)
- 特に経費の領収書は、税務署からの確認があったときに必要になるので、きちんと保管しておきましょう。
4. 申告書の提出方法
- 申告書は以下の方法で提出できます。
- 税務署に直接持参
- 郵送
- e-Tax(オンラインでの提出)
- e-Taxを使うと、手続きが簡素化され、時間も節約できます。
また、申告後の内容確認や修正もスムーズです。
5. 還付金のチャンス
- 確定申告を行うことで、払いすぎた税金が 還付 される可能性があります。
- 副業収入にかかる源泉徴収税が多めの場合、申告することで還付金を受け取れることがあり、その資金を生活費や次の副業の投資に充てられます。
- 正確な申告を心がけ、還付のチャンスを逃さないようにしましょう!
節税のコツ
副業で得た収入、せっかくならできるだけ手元に残したいですよね。
普段は税金のことまで考える余裕がなくても、ちょっとした節税の工夫で、毎年の負担を軽くすることができるんです。ここでは、知っておきたい節税対策についてご紹介します。
1.青色申告で控除を活用
副業をしている方には、「青色申告」という選択肢がとてもお得です。青色申告をすることで、なんと最大65万円の特別控除が受けられ、税負担を大きく減らすことができるんです。会社員で副業をしている方でも青色申告を活用すれば、収入から経費を引いた後の所得を減らせるので、結果的に税金の還付を受けられるチャンスが広がります。
ただし、青色申告をするには事前に税務署に申請が必要ですが、このひと手間で得られるメリットは大きいですよ。
経費をしっかり記録しよう
副業のためにかかる費用をきちんと経費として計上することで、課税される所得を減らすことができます。例えば、仕事で使う道具の購入費や、打ち合わせの交通費、ネットや電話の通信費などが経費にできます。これらの経費を漏れなく記録して申告することで、実際に課税される金額を減らせるので、税金を軽減する大切な一歩になります。
iDeCoとふるさと納税も節税に活用!
さらに節税を考えるなら、iDeCo(個人型確定拠出年金)やふるさと納税もおすすめです。iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象となるため、税金をしっかり減らすことができます。また、ふるさと納税で寄付すると、その一部が税金から控除されるため、地域貢献もできて一石二鳥です。これらをうまく利用することで、税負担をかなり減らすことが可能です。
事業用クレジットカードを使ってみる
経費管理には、事業用クレジットカードの利用が便利です。これを使うと、支出の明細が自動で記録され、あとで申告に必要な情報がまとめやすくなります。経費の漏れを防ぐことができるうえ、カード明細が証拠書類としても使えるので、税務調査の際にも役立ちますよ。
証拠書類の保管も忘れずに!
節税対策では、領収書や請求書などの証拠書類をしっかり保管しておくことが大切です。確定申告のときには提出不要ですが、税務調査があったときには必ず必要になります。毎日の支出を記録して、必要な書類をきちんと整理しておくことで、安心して副業に集中できる環境を整えましょう。
節税は少しずつの積み重ねですが、しっかり取り組むことで、確実に手元に残るお金が増えていきます。家計や副業にまわす資金が増えれば、気持ちの余裕も広がりますよね。
使えるお金を少しでも増やすことが、心にも生活にも大きなプラスになります。
毎年の確定申告をチャンスととらえ、前向きに楽しみながら取り組んでみてくださいね。
まとめ:確定申告をしっかり理解して副業ライフを楽しもう!
副業を始める際、確定申告と税金は避けて通れないステップですが、正しい知識を持っていれば、負担も軽くなります。
- 本業と副業の収入を合算して申告する
- 経費をしっかり計上する
- 住民税や税金還付の仕組みを理解する
これらを押さえておけば、確定申告は決してムズカシイものではありません。
「税金の手続きが面倒…」と感じるかもしれませんが、ちょっとした工夫で申告がラクになり、さらには税金の還付を受けられる可能性もあります。
知識があれば、何も怖くはありません。
確定申告を第一歩として、副業ライフを充実させていきましょう!
読んでいただき、ありがとうございました!